番組を読む

令和の虎に建設業の社長はいる?6人を数えたら職人から始めた人は2人だけだった

本ページはプロモーションが含まれています

建設業の社長と聞くと、若いころから現場に出ていた職人あがりの人を思い浮かべていました。令和の虎にもそういう虎がいるはずだと思って、40人分のプロフィールを読んでみました。

ところが数えてみたら、工事や施工を事業に持つ6人のうち、現場の職人から始めた人は2人だけでした。残りは売る側から入っています。

先に断っておくと、私は起業の専門家でも建設の経験者でもありません。番組を見ている一視聴者が、公式プロフィールに書かれている経歴と事業内容を整理しただけです。工事の品質や会社の評判については扱いません。

ヒロト

ヒロト

現場から入るのが王道だと思い込んでいました。

工事や施工を事業に持つ虎は6人でした

公式サイトの出演者一覧から40人分のプロフィールを読んで、事業内容に工事や施工が出てくる人を数えました。

数え方 人数
事業内容に工事や施工が出てくる 6人
そのうち建設や住宅が主力 4人
現場の職人から始めた 2人

出典:令和の虎 公式サイト 出演者一覧の各プロフィール

職人から始めたのは中村英俊さんと南忠則さんの2人です。ほかの4人は営業や販売、不動産の側から入って、あとから工事を自分の事業に組み込んでいました。

なお6人のうち荒木杏奈さんは、事業内容に内装工事が入ってはいるものの主軸が海外の不動産サービスなので、この記事では詳しく扱いません。

建設への入り方が、4つに分かれていました

残る5人を並べると、どこから入ったかがきれいに分かれます。

🔍 同じ建設でも、どこから入ったかが違う

現場から始めて
隣に足していく

中村英俊さんは10代で住み込みの建設職人として働き始め、19歳で独立して1992年に創業しています。いまは仮設工事を軸に、資材のレンタルや店舗内装、大規模修繕まで広げています

職人の技術を
別の場所へ持っていく

南忠則さんは18歳から家具職人として製作と施工をしていました。27歳で飲食店を8店舗まで広げたあと、32歳で家具の製作と内装の設計施工をする会社を設立しています

売る側から入って
施工を取り込む

山本雅俊さんは22歳で営業の世界に入り、25歳で起業して外装リフォームに特化しました。畠山大輝さんは家庭用蓄電池の販売から入り、いまは販売と施工の両方を事業にしています

売買の側から
作る側へ回る

寺田高士さんは20代前半から不動産に従事し、中古物件の買取再販を経て2015年に創業しました。いまは新築戸建の企画と建築まで自社でやっています

出典:令和の虎 公式サイトの各プロフィール

並べてみて気づいたのは、全員が自分のいた工程の隣に手を伸ばしていることでした。中村さんは工事の隣にある資材と修繕へ、畠山さんは販売の隣にある施工へ、寺田さんは売買の隣にある建築へ。方向は違いますが、やっていることは同じです。

ヒロト

ヒロト

入口は違っても、伸ばす方向は似ているんですね。

売る側から入った人が書いていたこと

今回いちばん引っかかったのは、山本雅俊さんの公式プロフィールでした。営業として結果を出していた人が、こう書いています。

「売る力」だけでは、本質的な価値は生まれない。現場で見たのは、業界に根付く不透明さと、本来あるべき信頼の欠如だった。

そして起業したあとの方針として、営業力ではなく仕組みで信頼をつくると書いていました。売れる人が売ることをやめたわけではなく、売れるだけでは足りないと気づいて工事の側まで自分で持ったという順番に読めます。

これは畠山さんの形とも重なります。蓄電池を売る会社で結果を出したうえで、独立してからは販売と施工の両方を事業にしている。売った後に何が起きるかまで自分で抱えているという点が共通していました。

なぜ工事だけで終わらないのか、考えてみました

ここからは調べたことではなく、私の推測です。公式に理由が説明されているわけではありません。

思い当たったのは、建設は工程が細かく分かれていることでした。売る人、設計する人、材料を出す人、実際に手を動かす人が別々にいます。分かれているぶん、隣の工程は「誰かがやっている仕事」として最初から見えています。

見えているから取りにいける。そして一つ取ると、同じお客さんにもう一度売れる。中村さんが工事から資材のレンタルや清掃まで広げているのは、その積み重ねに見えました。

もうひとつは信頼の話です。工事は終わったあとに問題が出ます。売って終わりにできない業界だからこそ、山本さんの言う不透明さが問題になり、そこを埋めた人が選ばれるのだろうと思いました。以前虎のインタビューを読んだ記事で、野口功司さんが良いビジネスは「難しい」と「めんどくさい」の掛け合わせだと言っていましたが、建設はまさにその両方です。

数えてみて思ったこと

ここからも私が思ったことです。

✅ 分かったこと3つ

  • 工事や施工を持つ虎は6人いて、職人から始めたのは2人だけでした
  • 入口は現場/職人からの転身/販売/不動産と分かれていました
  • 入口は違っても、全員が自分の工程の隣を取りにいっていました

いちばん持ち帰りたいのは3つ目です。飲食を数えた記事では「残るのか通過するのか」という話が出ましたが、建設は少し違いました。同じ場所に残りながら、やる範囲だけを広げているのです。

これは自分にも当てはまるなと思いました。私は記事を書くことばかりやっていますが、書くという工程の隣には、何を書くか決めることと、読んだ人がどこへ行くかを設計することがあります。どちらも「誰かがやっている仕事」として見えているのに、手をつけていませんでした。

業種を変えるより、いまの工程の隣を1つ取るほうが先なのかもしれません。私もまずは、書いた記事の出口を決めるところからやってみます。

番組を見て、自分でやるほうを考えるなら

今回の6人は全員どこかの時点で会社を作っています。その手前で決まって出てくるのが住所の話です。法人登記をすると本店所在地は誰でも確認できる状態になるので、自宅で登記すると自宅の住所が対象になります。住所をどうするかを調べた記事もありますが、実際に使われている選択肢を2つ載せておきます。

0円バーチャルオフィス

法人登記や屋号での利用、郵便の受け取り、電話の受付転送まで無料で使えるプランがあります。まだ売上が立っていない段階から始めたい人向けです。

  • 法人登記と屋号の利用に対応
  • 郵便の宅配受取と電話の受付転送
  • 副業や創業前の段階から使える
GMOオフィスサポート

月額660円から使えて、登記に対応したプランがあります。拠点の場所を選びたい人や、運営元の規模を重視したい人はこちらです。

  • 月額660円から利用できる
  • 法人登記に対応したプランがある
  • 主要都市に拠点があり住所を選べる

よくある質問|令和の虎と建設業のQ&A

令和の虎に建設業の社長はいますか?

います。公式プロフィールの事業内容に工事や施工が出てくるのは40人中6人で、そのうち建設や住宅が主力なのは4人でした。仮設工事、内装、外装リフォーム、新築戸建の建築などです。

職人から社長になった虎はいますか?

2人います。中村英俊さんは10代で住み込みの建設職人として働き始めて19歳で独立し、南忠則さんは18歳から家具職人として製作と施工に従事していました。ほかの虎は営業や販売、不動産の側から入っています。

どんな建設の事業がありますか?

仮設工事と資材のレンタル、店舗内装、大規模修繕、オーダーメイド家具の製作と内装の設計施工、外装リフォーム、住宅の総合施工、蓄電池の販売と施工、新築戸建の企画と建築や中古物件の買取再販など、形はさまざまです。

この記事の情報源はどこですか?

令和の虎の公式サイトにある出演者一覧の各プロフィールです。工事の品質や会社の評判については扱っていません。

まとめ|建設の虎を数えて分かった3つのこと

本記事のポイントを3つにまとめました。

  • 工事や施工を持つ虎は6人で、職人から始めたのは2人だけでした
  • 入口は現場/職人からの転身/販売/不動産の4つに分かれていました
  • 入口が違っても、全員が自分の工程の隣を取りにいっていました

職人あがりでないと入れない世界だと思っていましたが、実際は逆でした。入口はどこでもよくて、そこから隣まで手を伸ばせるかどうかだったのだと思います。

※本記事は、番組内で公開された情報および本人、会社が公開している情報にもとづいて作成しています。内容に誤りがある場合や修正のご希望がある場合は、お問い合わせよりご連絡ください。

参考:令和の虎 公式サイト 出演者一覧

-番組を読む