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令和の虎に海外で事業をやっている虎は?5人を調べたら行き先が全部アジアだった

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海外に出ている経営者と聞くと、日本で成功した商売をそのまま外へ持っていく形を想像していました。令和の虎の40人を数えて、実際はどうなのかを確かめてみました。

結果はイメージと違いました。海外に足がかりのある5人のうち、日本の商売を持っていったのは1人だけで、しかも行き先は全員アジアでした。

先に断っておくと、私は起業の専門家でも海外事業の経験者でもありません。番組を見ている一視聴者が、公式プロフィールに書かれている経歴と事業内容を整理しただけです。海外への投資の話は扱いません。あくまで事業の形だけを見ています。

ヒロト

ヒロト

海外進出という言葉が、ざっくりしすぎていました。

海外に足がかりのある虎は5人でした

公式サイトの出演者一覧から40人分のプロフィールを読んで、経歴か事業内容に海外が出てくる人を数えました。

数え方 人数
海外に事業の足がかりがある 5人
現地に住むか拠点を置いた 2人
日本の商売を海外へ持っていった 1人

出典:令和の虎 公式サイト 出演者一覧の各プロフィール

そして出てきた国名を並べると、こうなりました。

タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、カンボジア、上海。6か所すべてがアジアで、欧米の国名は1つも出てきませんでした。これは数えるまで気づいていませんでした。

海外への出方が、5人とも違いました

5人を並べると、海外との距離の取り方が1人ずつ違います。

🔍 同じ海外でも、関わり方が違う

移り住んで
現地で始める

安藤功一郎さんはタイへ移住して起業し、携帯電話の販売や飲食、旅行会社など8社を立ち上げて7社を売却しています。その後はタイやマレーシア、上海の海外事業を任される側にも回りました

現地で勤めてから
独立する

荒木杏奈さんは2012年からカンボジアの首都プノンペンの金融機関に勤め、2013年に独立しました。いまは日本とカンボジアの両方に拠点を持っています

現地のものを
扱う

桐原隆さんはフィリピンの不動産の販売と管理、運用を事業にしています。日本のものを持っていくのではなく、現地にあるものを扱う形です

日本の商売を
持っていく

島やんさんは日本で育てた飲食店を、シンガポールとタイ、マレーシア、フィリピンに各1店舗ずつ出しています。5人のなかで唯一この形でした

出ていかずに
海外を客にする

高澤有紀さんは海外とのつながりが強みで、海外企業のデジタル集客とオンライン活用を支えています。自分が出ていくのではなく、海外を顧客にする形です

出典:令和の虎 公式サイトの各プロフィールと、令和の虎経済新聞のインタビュー

いちばん意外だったのは高澤有紀さんの形でした。海外に関わるのに、自分は日本にいる。海外に出ることと海外で稼ぐことは別なのだと気づきました。

ヒロト

ヒロト

出ていく以外の選択肢があるとは思っていませんでした。

現地に住んでいる人が言っていたこと

公式メディアの令和の虎経済新聞に、カンボジアに拠点を持つ荒木杏奈さんのインタビューが載っていました。番組で厳しく見える理由を、こう説明しています。

経営の世界、特に海外ビジネスは、情熱だけで乗り切れるほど甘くありません。

そして自分の仕事についても、現地に根付いて住んでみて分かる肌感覚を磨いていると書いていました。行って調べるのではなく、住んでいるから分かることを商売にしている、という順番です。

安藤さんが移り住んで現地で起業しているのも、同じ形に見えました。海外で事業をしている2人が、どちらも住むところから始めているのは偶然ではない気がします。

なぜ行き先がアジアばかりなのか、考えてみました

ここからは調べたことではなく、私の推測です。公式に理由が説明されているわけではありません。

思い当たったのは距離と時差でした。日本と東南アジアの時差は1時間から2時間です。日本に拠点を残したまま行き来できる範囲だと、動かせる事業の形が増えます。荒木さんのように両方に拠点を持つやり方は、時差が半日あると難しいはずです。

もうひとつはまだ形が決まっていない市場であることだと思いました。以前虎のインタビューを読んだ記事で、野口功司さんが良いビジネスは「難しい」と「めんどくさい」の掛け合わせだと言っていました。言葉も商習慣も違う場所は、その両方が揃っています。

数えてみて思ったこと

ここからも私が思ったことです。

✅ 分かったこと3つ

  • 海外に足がかりのある虎は5人で、行き先は6か所すべてアジアでした
  • 日本の商売を持っていったのは1人だけで、残りは現地に入るか出ていかないかでした
  • 現地で事業をしている2人は、どちらも住むところから始めていました

いちばん持ち帰りたいのは2つ目です。「海外進出」という言葉を、私はいま持っているものを外へ運ぶことだと思い込んでいました。実際に多かったのは、向こうに入って、向こうにあるものを扱う形のほうでした。

これは建設の虎を数えた記事で出た話とも重なります。あのときも全員が自分の工程の隣を取っていました。運ぶのではなく、いる場所を変えて隣を取る。同じ動き方に見えます。

私は会社員をしながら日本語でサイトを書いていて、海外は自分に関係のない話だと思っていました。でも高澤さんの形を知って、出ていかなくても外を相手にする道はあると分かりました。まずは自分の記事が誰に向いているのかを、もう一度確かめてみます。

番組を見て、自分でやるほうを考えるなら

今回の5人は、どこで事業をするにしてもどこかの時点で会社を作っています。日本で作るなら、その手前で決まって出てくるのが住所の話です。法人登記をすると本店所在地は誰でも確認できる状態になるので、自宅で登記すると自宅の住所が対象になります。住所をどうするかを調べた記事もありますが、実際に使われている選択肢を2つ載せておきます。

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よくある質問|令和の虎と海外事業のQ&A

令和の虎に海外で事業をしている虎はいますか?

います。公式プロフィールの経歴と事業内容を数えた範囲では40人中5人でした。安藤功一郎さん、荒木杏奈さん、桐原隆さん、島やんさん、高澤有紀さんです。

どこの国に出ていますか?

プロフィールに出てくるのはタイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、カンボジア、上海の6か所です。すべてアジアで、欧米の国名は出てきませんでした。

日本の事業を海外に広げた虎はいますか?

島やんさんです。日本で育てた飲食店をシンガポール、タイ、マレーシア、フィリピンに各1店舗ずつ出しています。5人のなかではこの形が唯一でした。

この記事の情報源はどこですか?

令和の虎の公式サイトにある出演者一覧の各プロフィールと、公式メディアの令和の虎経済新聞に掲載されているインタビューです。海外への投資の話については扱っていません。

まとめ|海外の虎を数えて分かった3つのこと

本記事のポイントを3つにまとめました。

  • 海外に足がかりのある虎は5人で、行き先は6か所すべてアジアでした
  • 関わり方は移り住む/現地で勤めてから独立/現地のものを扱う/日本の商売を運ぶ/出ていかず海外を客にするの5通りでした
  • いちばん想像しやすい日本の商売を運ぶ形は、5人中1人だけでした

海外に出るかどうかで考えていたのですが、先に決まるのは自分がどこに立つかで、出るかどうかはその結果なのだと思いました。

※本記事は、番組内で公開された情報および本人、会社が公開している情報にもとづいて作成しています。内容に誤りがある場合や修正のご希望がある場合は、お問い合わせよりご連絡ください。

参考:令和の虎 公式サイト 出演者一覧令和の虎経済新聞 創刊号|虎インタビュー

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