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令和の虎の出資は3種類ある?融資と投資の違いを調べたら起業の基本だった

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令和の虎を見ていて、途中まで気づいていなかったことがあります。志願者はプレゼンの前に、お金の受け取り方を自分で選んでいるということです。

てっきり「お金をもらう」の一種類だと思って見ていました。ところが調べてみると3つの形から選ぶ仕組みになっていて、しかもその3つは、番組の外でも使われている資金調達の型そのものでした。

先に断っておくと、私は起業の専門家でも、お金の専門家でもありません。番組を見ている一視聴者が、公開されている情報を読んで整理しただけです。書くのは調べて分かったことと、それを見て自分が思ったことだけになります。

ヒロト

ヒロト

選べることを知らずに、ずっと見ていました。

出資の形は3つから選ぶことになっています

志願者はプレゼンの前に、希望する形態を3つの中から選びます。整理するとこうなります。

形態 どういうお金か 返済義務
融資 貸し付けてもらい、利子をつけて返済していく あり
投資 出資してもらい、株式などを対価に渡して配当を支払う なし
社内ベンチャー 虎の会社の中でビジネスを立ち上げ、軌道に乗せた後に独立を目指す 記載なし

出典:Wikipedia 令和の虎

そのうえで、虎の出資予定額の合計が希望額に達すれば「ALL」、届かなければ「NOTHING」という判定になります。金額の話ばかりが目立ちますが、その手前で形も選ばれているわけです。

融資と投資は、返済義務がまったく違います

いちばん大きな違いは返済義務です。ここは表で見ると1行ですが、実際に背負うものは相当違います。

融資は借金です。事業がうまくいかなくても返す必要があります。そのかわり、返し終われば会社は自分のものが残ります。銀行から借りるのと同じ形なので、いちばん想像しやすい形だと思います。

投資は返済義務がありません。そのかわり株式などを渡すので、会社の一部が自分のものではなくなります。うまくいったときの取り分が減る、という言い方もできます。返さなくていい代わりに、会社を分ける形です。

つまり返済の重さと、会社の持ち分。どちらを差し出すかという選択になっています。番組で虎が「これは融資でいく」「投資にしたい」と言い分けているのは、志願者にとってはかなり大きな話だったということです。

ヒロト

ヒロト

返さなくていい方が得、という単純な話ではないんですね。

3つ目の「社内ベンチャー」が個人的にいちばん意外でした

3つ目は少し性質が違います。虎の会社の中でビジネスを立ち上げて、軌道に乗せた後に独立を目指すという形です。

これは資金を受け取るというより、会社の中に入れてもらう形に近いと思いました。自分でゼロから会社をつくるのではなく、すでにある組織の中で事業を立ち上げます。

会社員をしながら副業をしている立場で読むと、この形はいちばん現実に近く感じました。いきなり独立して全部を自分で背負うのではなく、まず事業を軌道に乗せることに集中できるからです。番組で見ていると出資額の大きさに目がいきますが、選択肢としてはこういう形もある、というのは知らなかった話でした。

出資が「信用」になった例が、公式に載っています

お金の形の話と別に、もうひとつ調べていて驚いたことがあります。二代目主宰の林尚弘さんが公式インタビューで紹介していた話です。

フレンチレストランを開いた植田さんという方は、フランスで長年修行を積んだ料理人でしたが、日本で独立しようと銀行に融資を申し込んだところ断られたそうです。理由は「フランスでの収入は日本の納税実績として認められない」というものでした。技術も情熱もあるのに、書類の上での実績がないという状態です。

その後この方が令和の虎に出演して出資を受けたところ、虎からの出資が「自己資金」として評価され、信用が生まれ、一度断られた融資が下りるようになったと説明されていました。

お金そのものより、お金を出してもらったという事実が次の扉を開けたという話です。もちろんこれは公式サイトに紹介されている一例なので、誰でもこうなるという意味ではありません。それでも、資金調達が1回で終わる話ではないという点は、読んでいて印象に残りました。

調べてみて思ったこと

ここからは調べたことではなく、私が思ったことです。

✅ 分かったこと3つ

  • 出資は3つの形から選ぶ。融資と投資と社内ベンチャーです
  • 融資は返済義務あり、投資は返済義務なしで株式などを渡す。差し出すものが違います
  • 出資を受けたこと自体が信用になった例が公式に紹介されています

いちばんの収穫は、お金の集め方に型があると分かったことでした。私はこれまで、事業のお金といえば「貯金でやるか、借りるか」の2択くらいにしか考えていませんでした。実際には返済義務と持ち分のどちらを差し出すかという軸があって、その組み合わせで形が決まっています。

そして、番組がやっているのは普通なら銀行や投資家との間で個別に行われる交渉を、公開でやっているということなのだと思いました。だから見ていると勉強になるのだと、調べてから納得しました。

私はまだ人からお金を集める段階にいませんが、いつかその話が出てきたときに、形が3つあると知っているかどうかで会話が変わりそうです。

会社の住所を、どうするかという問題

小さく始めるときに意外と早く出てくるのが住所の問題です。法人登記には住所が必要ですが、自宅で登記すると住所が登記簿に載り、誰でも見られる状態になります。バーチャルオフィスは、その住所だけを借りられるサービスです。詳しくは会社の住所についての記事で整理しました。

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よくある質問|令和の虎の出資形態のQ&A

出資の形態は何種類ありますか?

3種類です。融資、投資、社内ベンチャーの中から、志願者がプレゼンの前に希望する形を選びます。

融資と投資はどう違いますか?

融資は利子をつけて返済していく形で、返済義務があります。投資は株式などを対価に渡して配当を支払う形で、返済義務はありません。返済の重さと会社の持ち分の、どちらを差し出すかが違います。

社内ベンチャーとは何ですか?

虎の会社の中でビジネスを立ち上げ、軌道に乗せた後に独立を目指す形です。自分で会社をつくるのではなく、既存の組織の中で事業を始めることになります。

出資を受けると銀行融資が通りやすくなりますか?

公式インタビューでは、虎からの出資が自己資金として評価され、一度断られた融資が下りるようになった例が紹介されています。ただしこれは紹介されている一例であり、誰でも同じ結果になるという意味ではありません。

まとめ|出資の3つの形で押さえておきたいこと

本記事のポイントを3つにまとめました。

  • 出資は融資、投資、社内ベンチャーの3つから志願者が選びます
  • 融資は返済義務あり、投資は返済義務なしで株式などを渡す形です
  • 出資を受けたこと自体が次の資金調達の信用になった例が公式に載っています

金額の大きさばかり見ていた番組でしたが、その手前で形が選ばれていると知ってから、見え方が少し変わりました。

※本記事は一般的な情報の整理であり、資金調達や税務の判断を保証するものではありません。実際の判断は専門家にご確認ください。内容に誤りがある場合や修正のご希望がある場合は、お問い合わせよりご連絡ください。

参考:Wikipedia 令和の虎令和の虎経済新聞 創刊号|二代目主宰インタビュー

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